好きを大事に、情熱を続けられるかが鍵

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大弦小弦 7/13

「好きな絵を描く仕事はめちゃめちゃ楽しい。でもリスクもあります」。イラストレーターの谷口夏美さん(31)の言葉に、子どもたちが目を輝かせた。

小学生へのキャリア教育が広がっている。先週土曜日、那覇市内で「グッジョブ ミニスクール」が開かれた。パティシエや美容師、警察官…。憧れの業界で働く人たちが仕事の魅力を直接伝えた。

イラストレーターもそんな人気職業の一つ。「国語や社会、学校の勉強が役立ちます」。目をぱちくりさせる小学生。谷口さんはパソコンで子どもの描いた絵に鮮やかに彩色しながら、人の気持ちを理解して伝える正しい言葉や世の中を知ろうとする好奇心が自由な発想を広げると話した。

一方で、専門学校で学んだ谷口さんは、「30人のクラスで今も好きな仕事を続けているのは2、3人。実績がすべての世界。残業も多いしギャラは少ない」。夢と隣り合わせの現実を本音で語る時が「食いつきがいい」という。小学生は案外、現実的なのかもしれない。

「獣医になりたかったけど、イラストレーターを目指したい」。ある時、寄せられた感想文に「自分の話が子どもの運命を変えることもある」と感じたという。

夢を実現するには、「好きを大事に、情熱を続けられるかが鍵」。子どもへのメッセージは大人の胸にも響いた。

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