名札

70年代の小学校にはあったのに今の小学校ではなくなっているもの
小学校から消えたものは安全面から至極当然なもの、学校のIT化による進化の結果として消えていくものなど色々あると思いますが……。

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近年では名札から不審者に個人情報が漏れてしまうとの理由から、登下校時には名札をつけず、靴箱にも名前の記載はなし。さらに連絡網も学校からの一斉メールに変化している。


・個人情報、不審者、などの理由で、
うちの子の学校では朝登校したら付けて、下校時に外して帰ります。

・娘の学校は校内のみ名札をつけます。
帰りは机に置いて先生が集め保管しています。
不審者対策で名前が割れないようにする為だと入学時に説明会がありました。

・うちの子たちの通う小学校は回転式名札です。
外(登校や下校の時)にいる時は、名前が見えない方に向けておいて、
学校の中にいる時は名前が見える方に向けておく!!!

最近の小学校では登下校時に名札をつけない、あるいは名札自体を廃止する学校が増えています。


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回転式の名札。安全ピンが付いた留め具の中央部をひねると、表裏がひっくり返る


 「1941年に小学校が国民学校に改組されると、布でできた名札を上着の胸に縫い付けました」。東京都練馬区の元小学校長、中牧修さん(83)が、長野県の山村で過ごした子ども時代について語ってくれた。

 戦時中、学校では戦争に即応した教育が行われた。京都市学校歴史博物館学芸員の和崎光太郎さん(39)は「写真を見てもこの時期に名札を着ける子どもが増える。命令や動員をしやすくし、戦災に遭った時の身元確認に役立てる狙いがあったのではないか」とみる。

 戦後は種類が増えた。学年・学級、名前を書いた紙などをビニールケースに入れ、服に安全ピンで留めるタイプ、長方形のプラスチック板に名前を刻んだもの、丸形、小判形など様々だ。

 「1学年300人など、子どもの多い学校が増え、教員も担任しない子の名前まで覚えきれない。名札は随分役立った」と中牧さんは話す。70年前後、1年生を受け持つたびに、一人ひとりの名札を手書きして名前を覚えた。「児童への愛情が自然と湧いてきた」という。

 公衆電話が普及すると、子どもが必要な時に家へ電話できるよう、名札ケースに10円玉を入れておく保護者もいた。

 ところが、登下校時に誘拐など、犯罪の被害に遭う不安が高まった90年頃、名札の着用を校内だけにしたり、名札そのものを廃止したりする学校が出てきた。他方、「児童の名前が分かったほうが指導しやすい」と、着用を続ける学校もまだ多い。

 こうした中、2006年には登下校時に留め具をクルッと回して裏返し、名前を隠せる名札が登場。製造元の「西敬にしけい」(大阪市)によると、「年間の生産量は約20万個。最近は注文に追いつかない」人気ぶりという。

 千葉県いすみ市は14年、この回転式名札を全市立小学校に導入。今春、市教委の学校教育課長から同市立大原小の校長になった浅野洋通さん(58)は「保護者の要望に応えた。すっかり定着した」と経緯を話す。

 回転式名札に日本語と英語で名前を書いて英語学習に利用する小学校もあり、今後、名前の確認以外にも使い道が広がりそうだ。
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