猫ブーム

編集日記 4/25

 解剖学者の養老孟司さんは愛猫を「癒やし系」と称する。「仕事でどんなにイライラしても猫といると心が落ち着く」。猫好きの典型と自認し、自宅に戻ると、まず猫を捜すほどだそうだ。

 養老さんは自著「ねこバカ×いぬバカ」で「猫が好きな人は、本当の自分を猫に託している」と指摘する。本当は気ままに生きていたいのに、仕事や社会とのつきあいで辛抱している人が、自由に行動する猫に、自分を投影させているという。

 空前の猫ブームだそうだ。ペットフード協会(東京)の2016年全国犬猫飼育実態調査によると犬が987万8千匹、猫が984万7千匹。12年には180万匹近く犬が多かったが猫が逆転する勢いだ。猫とふれあうことができる「猫カフェ」も急増中だ。

 気持ち良さそうに日なたぼっこしたり、いたずら顔でじゃれ合ったり、勢いよくジャンプしたり―。三春町で開かれている写真家五十嵐健太さんの「飛び猫展」での猫の表情はさまざまだ。

 新年度がスタートして間もなく1カ月。就職や異動、入進学など新生活に緊張続きだった人もいるだろう。週末からはいよいよ大型連休が始まる。愛らしい猫たちに癒やされれば五月病なんか寄りつかないはずだ。



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ねこバカ いぬバカ
著/養老孟司  著/近藤誠 


〈 書籍の内容 〉
ペットとひとの長生き、医療、看取りを語る
「動物はいい、気持ちが休まって」、
「ひとりで生きるより手のかかる相手がいた方がいい」(養老孟司)
「弱っていく姿を見かねて安楽死を考えたことも」、
「ペットのがん治療は、アバウトすぎて一種の無法地帯」(近藤 誠)

日本で買われているペットは15歳未満の子どもより多い、約2千万頭。
猫、犬、サル、ネズミ…小さい頃からいろいろ飼ってきた養老先生と、歴代4匹のワンコを飼い、哺乳瓶でミルクをあげて“子犬育て“までした近藤先生。ペット大好きドクターふたりが、愛するペットとの暮らし、医療、看取りを語りつくしました。

人もペットも寿命が延びて、さぁ大変。高齢ペットのがん治療、介護、安楽死など悩ましい問題がいっぱい。そんな時代に、おもしろくてためになる、実は深い対談です。

養老まる(スコティッシュ・フォールド、11才)と、近藤ボビー(ボストン・テリア、1才)のほほえましいスナップはカラーページに収めました。

〈 編集者からのおすすめ情報 〉
「近藤先生も医学上の論争になると必殺仕置き人みたいだが、ボビーを抱いていると、かわいいオジサン。」

「まるちゃんを世話するしぐさや、養老昆虫館でゾウムシの標本整理や観察をする様子について話された時の目の輝きは忘れがたいものがあります」

養老先生、近藤先生それぞれの「対談を終えて」からの抜粋です。

この対談を読んだら、"うちの子“がもっと愛しくなるはず。

〈 目次をみる 〉
養老まる プロフィール/母と同じく、僕もまると寿命の長さ競争

近藤ボビー プロフィール/うちの犬も「がん放置療法」で、長寿を全う

第一章 ペットと暮らせば

第二章 ペットと人の医療

第三章 ペットと人の老病死

対談を終えて
ペットとひとの長生き、医療、看取りを語る。

「動物はいい、気持ちが休まって」、
「ひとりで生きるより手のかかる相手がいた方がいい」(養老孟司)
「弱っていく姿を見かねて安楽死を考えたことも」、
「ペットのがん治療は、アバウトすぎて一種の無法地帯」(近藤 誠)

日本で買われているペットは15歳未満の子どもより多い、約2千万頭。
猫、犬、サル、ネズミ…小さい頃からいろいろ飼ってきた養老先生と、歴代4匹のワンコを飼い、哺乳瓶でミルクをあげて“子犬育て“までした近藤先生。ペット大好きドクターふたりが、愛するペットとの暮らし、医療、看取りを語りつくしました。

人もペットも寿命が延びて、さぁ大変。高齢ペットのがん治療、介護、安楽死など悩ましい問題がいっぱい。そんな時代に、おもしろくてためになる、実は深い対談です。

養老まる(スコティッシュ・フォールド、11才)と、近藤ボビー(ボストン・テリア、1才)のほほえましいスナップはカラーページに収めました。

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