増田さんの解説

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あぶくま抄 4/17

 山あいに田畑が広がる田舎の風景に、抑揚のないせりふが飛び交う。NHKで始まった連続テレビ小説「ひよっこ」の最初の舞台は、茨城県北西部にある架空の「奥茨城村」だ。景色や方言が福島県に似るためか、親近感を抱く人は多いだろう。

 ナレーションは元マラソン選手の増田明美さんが担う。現役引退後は多くのマラソンや駅伝で解説者を務めている。事前の丁寧な取材から、選手の趣味や家族関係などの細かな逸話をちりばめ、選手の素顔に迫る語りが好評だ。福島市で毎年11月に開かれる東日本女子駅伝の解説も務めるだけに、県内のお茶の間でもおなじみだ。

 ナレーターは時として出演者に負けないほどの存在感を発揮する。放送界には「名ナレーター」と称される達人がいる。時代劇や歌番組を通して、独特な語り口で視聴者を魅了してきた。語り手は番組の印象を大きく左右する。

 増田さんは「ひよっこ」という6カ月間の長距離コースで、どのような解説をするのか。有村架純さん演じる主人公の谷田部みね子を、どんな逸話で飾ってくれるのか。マラソンならぬドラマの行方とともに、明るく軽妙なナレーションも楽しみの一つになった。

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「ひよっこ」語りは増田明美さん!
2017年4月3日(月)から放送予定の、連続テレビ小説「ひよっこ」。
「語り」はマラソン元オリンピック日本代表 増田明美さんに決定しました!
hiyokko_masuda01a.jpg増田さんは「ひよっこ」の物語が始まる1964年生まれ。連続ドラマの「語り」は初めてです。マラソン解説で活躍されている増田さんが、当時の時代背景の解説を交えつつ、半年間みね子の成長を見守ります。

【増田明美さんからのメッセージ】
連続テレビ小説の中でも特に岡田惠和さん脚本の「ちゅらさん」「おひさま」は好きで観ていましたので、語りを担当させて頂くことになり嬉しいです。私が生まれた昭和39年の東京オリンピックの頃が舞台と伺い、これも何かの縁ですね。ハチマキをキュと締めて号砲を待つ気持ちです。語りは正に「ひよっこ」。内容が素晴らしいので邪魔にならないように、マラソン選手を沿道で走りながら応援する気持ちでやらせて頂きます。半年間の声のお付き合い、宜しくお願いします。

<増田明美 プロフィール>
スポーツジャーナリスト・大阪芸術大学教授。1964年、千葉県いすみ市生まれ。
成田高校在学中、陸上長距離種目で次々と日本記録を樹立し「天才少女」と言われる。しかし1984年のロス五輪女子マラソンで無念の途中棄権。引退後はスポーツライターとして出発し、またお婆ちゃん譲りのお喋りを活かしてラジオのパーソナリティーも務める。永六輔さんと出会い、現場に足を運ぶ“取材”の大切さを教えられ大きな影響を受け、駅伝・マラソン中継では選手の「人」に迫る解説に定評がある。コラム執筆の他、新聞紙上での人生相談やテレビ番組のナレーションなどでも活躍中。

【『語り』決定にあたって】
チーフ・プロデューサー 菓子浩
増田明美さんのマラソン解説のファンです。聞き取りやすく綺麗な声。選手の気持ちが伝わる説明。どこで仕入れた?と思ってしまうマニアックな情報。
「ひよっこ」の語りは、「語り」というよりは「解説」です。ヒロインがどんな時代を生きているのか?流行や物価、出来事など、ストーリーに寄り添いながらお伝えします。ときには、「そんな情報いる?」というようなマメ知識も出てきます。ヒロイン・谷田部みね子の人生という名のマラソンも、きっといきいきと解説して頂けることでしょう。どうぞお楽しみに!

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主題歌は桑田佳祐さんに決定!朝ドラ「ひよっこ」
ヒロインとともに日本の朝に元気を届ける「ひよっこ」の主題歌が、桑田佳祐さんに決定しました。桑田佳祐さんがNHKドラマに楽曲提供をするのは初めてです。
主題歌:「若い広場」
歌:桑田佳祐
hiyokko_song0303a.jpg<桑田佳祐さんからのメッセージ>
この度は主題歌のお話を頂戴し身に余る光栄でございます。
「ひよっこ」は1964年を舞台に始まる物語ということで、自然と自分自身の人生を今一度辿っていくような感覚とともに、夢と希望に溢れた日本の未来に思いを馳せながら、歌詞を綴りました。古き良き日本の情感のようなものも、合わせて感じていただけますと幸いです。
ドラマとともに、この楽曲も、ぜひともみなさまにお楽しみいただければと思います。
■主題歌決定について
<ヒロイン・谷田部みね子役 有村架純>
ゆったりとした曲調が、1960年代から始まるこの物語をフワーッと想像させてくれて、暖色系の明かりが自分を包み込んでくれているような、そんな感覚になりました。
どこかしら懐かしく感じるメロディーと桑田さんの歌声は、温かくてとても心地よく、聴き入ってしまいます。放送を楽しみにしていて下さい。

<制作統括 菓子浩>
憧れの桑田佳祐さんに主題歌を作っていただけるなんて! 何だかすごい事が起きている気がして興奮しています。そして、初めて聴いた瞬間から、この歌に魅了されています。どこか懐かしくて、あったかい。昭和の情景や、人々の躍動感が、ありありと目の前に浮かびあがります。
「ひよっこ」が描く1960年~70年代は、歌謡曲の黄金期。みんなで同じ歌を歌って、みんなが同じ気持ちになれた時代でした。長年、第一線を走り続け、幅広い世代をとりこにしてきた桑田さんだからこそ、そんな時代の息吹とドラマの目指すものを確かに歌に込めていただけたと感激しています。最高の宝物をいただきました!
平成29年(2017年)度後期 連続テレビ小説 『ひよっこ』
東京オリンピックが開催された1964年から始まる物語。高度成長期の真っただ中、日本の発展を支えたのは、地方から上京し懸命に働いた名もなき人々でした。この物語のヒロイン・谷田部みね子(有村架純)も、そんなひとり。茨城県北西部の村に生まれ、集団就職で上京した“金の卵”ヒロインが、自らの殻を破って成長していく波乱万丈青春記です。
【放送予定】
2017年4月3日(月)から9月30日(土)全156回(予定)
【作】
岡田惠和
【音楽】
宮川彬良
【主題歌】
桑田佳祐
【出演】
有村架純、沢村一樹、木村佳乃、和久井映見、佐々木蔵之介、古谷一行、宮本信子 ほか
【語り】
増田明美
【スタッフ】
制作統括:菓子浩
プロデューサー:山本晃久
演出:黒崎博 田中正 福岡利武






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