私と小鳥と鈴と

教育出版 5年

私と小鳥と鈴と  金子みすゞ


私が両手をひろげても、
お空はちっとも飛べないが、
飛べる小鳥は私のやうに、
地面(じべた)を速くは走れない。

私がからだをゆすっても、
きれいな音は出ないけど、
あの鳴る鈴は私のやうに、
たくさんな唄は知らないよ。

鈴と、小鳥と、それから私、
みんなちがって、みんないい。

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道草さんのblogより

「地べた」はどこの方言?
  
地元の方言。ここは三河弁と言われます。

「わからん」(わからない)

「ぶっちゃける」(一気にあける)

「おいでん」(いらっしゃい)

「やぐい」(もろい)

「たるい」(ものたりない)

「しょんべ」(小便)

「じべた」(地面)

「いじくる」(触る)

「さばくる」(さばく)

   

こういった言葉が書きならべてありました。

あらためて、これって三河弁だったんだ。

 

「わからん」は、三河弁と言っていいのかな。

もっと広い地域で使われていそう。


「じべた」が意外でした。

漢字で書くと「地べた」

「べた」には漢字がないかな。

調べたら、「べた」は、「ほっぺた」「しりっぺた」の「ぺた」と同じで、

「その辺り」の意味があるのではと書いてありました。なるほど。

たとえばこのサイト。「ぺた・べた」html

しかし、「地べた」にしても、わりと広く使われていて、

三河弁と言いきっていいかどうか。

どこを発祥とする言葉なのかが大事。


※「~じゃん 発祥の地はどこ?」html

   
「いじくる」も同様。

本当に三河弁かどうか。

    

でも、あちこちで使われている言葉でも、標準語とは言えない言葉は方言であり、

三河で使われているなら三河弁と言ってもいいとは思いますよ。

「地べた」が三河弁でもあり、山口弁でもあり、静岡弁でもある。

  金子みすゞ
1903~30年。山口県仙崎村(現長門市)生まれ。本名テル。10代半ばから詩を作り、同県下関市に移り住んだ20歳ごろから雑誌に詩を投稿するようになる。西條八十から「若き童謡詩人の中の巨星」と称賛され、童謡雑誌に作品が掲載されるようになるが、26歳で自ら命を絶った。代表作の「私と小鳥と鈴と」「大漁」など500編余りの作品をつづったとされる。
 

   

  
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