夏の海

三省堂 4年

夏の海      川崎 洋

夏の海は
きみと話したがっている
きみと遊びたがっている
ことばでなく
ざぶざぶりんという声で
たくさんの波の形と光で
青いしまもようで
夜になったら
砂浜にねころんで
星空を見上げてごらん
星々が
またたきながら
いろんなサインを送ってる
きみはそのサインを
好きなように受け取ればいいのだ

それから
あの星とこっちの星とむこうの星と
勝手に結んで
きみだけの星座をつくるといい


関連記事