おさるがふねをかきました

学校図書 1年 

         おさるがふねをかきました

               まどみちお 

          ふねでもかいて みましょうと
          おさるがふねを かきました

          けむりをもこもこ はかそうと
          えんとついっぽん たてました

          なんだかすこし さみしいと
          しっぽもいっぽん つけました

          ほんとにじょうずに かけたなと
          さかだちいっかい やりました


☆「おさるの変身する話」
1、ふねでもかいてみましょうと、
2、おさるがふねをかきました。     
この二つの関係は?
おさるがふねをかくという行動はとてもおかしい。事件。その行動を起こしたきっかけは?目的は?
1に原因がある。かくれた目的がある。なにをおさるはためすのか。ふねでなくてもいい。
「てみる」というのは何を解決しようとしたのか。

1連・・・・
『ふねでも』
【でも:はっきりこれと決まっていないという気持ちで、例として挙げる。(角川必携)】
   →ふねでなくてもいい。
 『かいて みましょう』 (かく+みる【試す】+ましょう【意志】)
   →何を試そうとしているのか?  
 『かきました』=絵描きのさる

①ふねでも ②かいて ③みましょうと   どこが気になりますか?
答えが2行目で出たのか?⇒でない。
それなら、新しい問題が出ませんか。
実験はどこで終わったのか?いつ答えが出てくるのか?

○おさるがふねをかいた原因は?               
○〈~てみる〉は【試しに何かをする】ということ。→「かいて何を試すのか?」

2連・・・・
 (描きましたではなく)
 『たてました』=気分は造船家のさる
 (おさるにとっては、ただの絵ではなくなっている。)
○〈たてました〉は〈かきました〉でもいい。
(置き換えられる語)→「なぜか?違いは何か?」
3連・・・・
 『さみしいと』
【さびしい:②ひとりぼっちで、相手が欲しい。
      ③ものが少なくて満たされない感じ。(角川必携)】
 →何がさみしいのか?
『つけました。』=魔術師のさる  
『しっぽ』というパーツをつけることで、『ふね』が全く別のもの“仲間”になった。
○〈つけました〉は〈かきました〉でもいい。
(置き換えられる語)→「なぜか?違いは何か?」

4連・・・・
 『じょうずに』
  【じょうず:=うまい:期待通りにことが運ぶ。成功する。】
     ↓
   しっぽをつけたことで、期待通りになった。

○しっぽのあるふねが〈じょうず〉というのはおかしい。
→「〈じょうず〉って何?」(意味)
→「誰にとって上手なのか?」
→「それはなぜか?」(理由)

解釈とは・・・文の意味をとらえること。しかも、思い込みではなく、言葉に即してより深く。

解釈の進め方は・・・
① 全体を大雑把にとらえる。
② 全体をいくつかに分ける。(おさるがふねをかきましたは4つ)分けるというのも発達のひとつなんです。
分けるというのは分析。
③ その分けたものを関係づける。AとBの関係は?
思考・・・あるものとあるものを結びつけること。
言動・・・何か原因があって起こる。また目的があって起こる。
こうして、分けたものをつなげて考えていくとイメージが変わる。それが発達。
関係づけの方法は?
①問題を作ること。そこから、対立問題をつくる。
②言葉をたずねるときは「○○って何」

学校には宝物をみつけにやってくる。国語では宝物は文の中に隠されている。

宝物を探検する方法は①問題をみつけ②自分の考えを持ち
③発言する④人の意見を聴く⑤指名をする⑥選択肢の問いをたくさん出す。全員が挙手する。
関連記事