ことばの話 「まいど・おいど・マクド」

ことばの話 「まいど・おいど・マクド」


「ハンバーガーのマクドナルドを省略して言うと?」

この質問に「マック」と答えるのは関東人。関西人はもちろん「マクド」と答える。

ちなみに、「ミスター・ドーナッツ」は「ミスド」、ファミリーレストランの「びっくりドンキー」は「びくド」となるそうだ。

「マクド」「ミスド」「びくド」。この三つは、すべて外食産業と言う以外に、共通点がある。
いずれも3文字

最後が「ド」で終わる

アクセントが中高である
なぜ、こういった共通した省略形になってしまうのか?

なぜ「マック」にならないのかについて考えていたところ、ハタと思いついた。

関西には、この三つの法則に当てはまる、おなじみの言葉があるではないか!そう、「まいど!」である。さらに言うなら「おいど」である。もっとも、最近の関西の若者は「おいど」の意味を知らないようだが。(念のために言っておくと、「おいど」とは「おしり」の大阪弁である。もう死語かなあ。)

ともあれ、「マクドナルド」を省略する場合には、関西人がこういった伝統的でなじみのあるコトバ、「まいど」・「おいど」のニュアンスをベースに「マクド」と言っているのではないか?

もともと関西人には、「マック」のように促音便を使った歯切れの良い音は似合わない。

無声化しない「ク」を使った「マクド」の方が発音しやすいと言うことなのだろうか。

「マクド」を使うのは関西人だけではない、フランス人も使う・・・と言う話を聞いたことがあるのだが、真偽のほどは定かではない。どなたか、フランス人のお友達をお持ちの方はいらっしゃいませんか?

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