さいころ

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さいころ

 漢字で賽子または骰子と書くさいころは何語なのか?インターネットで検索すると「さいころ」は143万件、「サイコロ」はその約2倍の226万件ヒットする。まさか外来語ではない。
 漢字の賽も骰も音読みがサイ。つまり漢語だ。では、「ころ」は何か? すぐに連想するのが「ころがる」「ころぶ」「ころり」「ころころ」の語根である「ころ」だが、これは和語だ。するとさいころは漢語と和語の混種語ということになる。あるいは、石ころ、犬ころ、あんころもちの「ころ」と同源か。あんころもちの「ころ」は、ころがすなどの語根と同じようにも思える。
 ところが、賽子の「子」を「こ」と読んで、接尾語「ろ」をつけたものという説もあるという。
 さいころの「さい」は単独でも使われる。さいを振る。この場合は「采」とも書くようだが、賽と采は形が異なる。別語かとも思うのだが、国語辞典には同じ見出しのもとに二つの異なる意味として説明されている。料理用語で、さいの目に切る。これは立方体だ。
 和英辞典を引いてみると、さいころはdieという名詞で、複数形がdice。これが外来語としてダイスの形で使われる。米大リーグに行った松坂大輔のアメリカでの愛称がDICE-Kだ。

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サイコロの1が赤いのは日本だけ。
外国のサイコロは基本1の目も黒です。ではなぜ日本だけなのでしょうか?

和歌山県のあるサイコロ製造会社が、「一目みて自社の製品だとわかる工夫が必要」と考え、そこで「1の目を赤にしよう」というアイデアが生まれたそうです。
1の目を赤にしたこの会社のサイコロはよく売れるようになりました。

しかしその後、他社のサイコロ製造会社もこれを真似してしまい、そもそもの目的だった自社製品の印としては、機能しなくなってしまいました。
それで、全国的に「サイコロの1の目は赤」という常識を広まったのです。


ポイント
日本製のサイコロでも外国への輸出用に作られたサイコロは基本的に1の目は黒

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サイコロ展開図

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