宮崎アニメ

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編集日記 3/5
  
 もう30年以上も前になる。宮崎駿監督のアニメ映画「風の谷のナウシカ」を見た時の印象は強烈だった。主人公が飛行具を使って空を駆けるシーンは新鮮であり、スピード感がたまらなかった。

 その感動をまた味わうことができるのだろうか。長編アニメの製作から引退を表明していた宮崎監督が、新作長編の準備に入っていることを、盟友の鈴木敏夫プロデューサーが明らかにした。

 宮崎監督の長編アニメは2013年公開の「風立ちぬ」が最後だった。鈴木プロデューサーによると、昨年夏に新作の企画書を、年末には絵コンテを見せられたのだという。事実上の引退撤回と受け止められている。

 宮崎監督は76歳。年齢による集中力の衰えを理由に長編製作から退くとしていたが、製作意欲が刺激されるような作品のイメージがふつふつと湧き上がってきたということなのだろうか。長編復帰を願う声は海外でも根強い。ファンの一人としても歓迎したい。

 「となりのトトロ」や「千と千尋の神隠し」、「紅の豚」、「崖の上のポニョ」など、作品の数々には見た人それぞれが心に残るシーンを持っているだろう。宮崎監督の新作はいったいどんな内容になるのか。いまから胸が高鳴る。

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