3年 国語の記事 (1/3)

なにかをひとつ

学校図書 3年

なにかを ひとつ  
      やなせたかし

なにかをひとつ しるたびに
なにかひとつの よろこびがある
なにかひとつを まなぶたび
なにかがひとつ わかってくる
もっとしりたい まなびたい
無限の道を すすみたい 

とる

学校図書 3年

とる
川崎洋

はっけよい すもうとる
こんにちは ぼうしとる
てんどんの でまえとる
セーターの ごみをとる
のらねこの しゃしんとる
かんごふさん みゃくをとる
おはなみの ばしょをとる
コーラスの しきをとる
たんじょうび としをとる
リリリリリ じゅわきとる
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いきもの

学校図書 3年

いきもの

工藤直子

まるい地球の上 で

てんとう虫の背中が

まんまるい


地球とてんとう虫と

ふたつのまるいものの闇で

わたしの心も まるい

夕日が背中を押してくる

学校図書 3年

「夕日が背中を押してくる」

阪田寛夫


夕日が背中を 押してくる
まっかな腕(うで)で 押してくる
歩くぼくらの うしろから
でっかい声で よびかける
さよなら さよなら
さよなら きみたち
晩ごはんが 待ってるぞ
あしたの朝 ねすごすな

夕日が背中を 押してくる
そんなに押すな あわてるな
くるりふりむき 太陽に
ぼくらも負けず どなるんだ
さよなら さよなら
さよなら 太陽
晩ごはんが 待ってるぞ
あしたの朝 ねすごすな

夕日が背中を 押してくる
でっかい腕で 押してくる
握手(あくしゅ)しようか わかれ道
ぼくらはうたう 太陽と
さよなら さよなら

うち 知ってんねん

学校図書 3年

           うち 知ってんねん
                     島田陽子

        あの子 かなわんねん
        かくれてて おどかしやるし
        そうじは なまけやるし
        わるさばっかし しやんねん
        そやけど
        よわい子ォには やさしいねん
        うち 知ってんねん

        あの子 かなわんねん
        うちのくつ かくしやるし
        ノートは のぞきやるし
        わるさばっかし しやんねん
        そやけど
        ほかの子ォには せえへんねん
        うち 知ってんねん

        そやねん
        うちのこと かまいたんねん
        うち 知ってんねん

どきん

学校図書 3年

どきん

さわってみようかなあ つるつる
おしてみようかなあ ゆらゆら
もすこしおそうかなあ ぐらぐら
もいちどおそうかあ がらがら
たおれちゃったよなあ えへへ
いんりょくかんじるねえ みしみし
ちきゅうはまわってるう ぐいぐい
かぜもふいてるよお そよそよ
あるきはじめるかあ ひたひた
だれかがふりむいた! どきん

たきび

東京書籍 3年


「たきび」

巽聖歌作詞・渡辺茂作曲


かきねの かきねの まがりかど
たきびだ たきびだ おちばたき
「あたろうか」「あたろうよ」
きたかぜぴいぷう ふいている

さざんか さざんか さいたみち
たきびだ たきびだ おちばたき
「あたろうか」「あたろうよ」
しもやけ おててが もうかゆい

こがらし こがらし さむいみち
たきびだ たきびだ おちばたき
「あたろうか」「あたろうよ」
そうだん しながら あるいてく

赤とんぼ

東京書籍 3年


赤とんぼ  三木 露風



夕焼、小焼の 赤とんぼ
負われて見たのは いつの日か


山の畑の 桑の実を
小籠(こかご)摘んだは まぼろしか


十五で姐(ねえ)やは 嫁に行き
お里のたよりも 絶えはてた


夕焼、小焼の 赤とんぼ
とまっているよ 竿の先

ぼくがここに

東京書籍 3年

            ぼくが ここに
                   まど・みちお

         ぼくが ここに いるとき
         ほかの どんなものも
         ぼくに かさなって
         ここに いることは できない

         もしも ゾウが ここに いるならば
         そのゾウだけ

         マメが いるならば
         その一つぶの マメだけ
         しか ここに いることは できない

         ああ このちきゅうの うえでは
         こんなに だいじに
         まもられているのだ
         どんなものが どんなところに
         いるときにも

         その「いること」こそが
         なににも まして
         すばらしいこと として


        
       

夕日がせなかをおしてくる

東京書籍 3年

「夕日が背中を押してくる」

阪田寛夫作詞・山本直純作曲


夕日が背中を 押してくる
まっかな腕(うで)で 押してくる
歩くぼくらの うしろから
でっかい声で よびかける
さよなら さよなら
さよなら きみたち
晩ごはんが 待ってるぞ
あしたの朝 ねすごすな

夕日が背中を 押してくる
そんなに押すな あわてるな
くるりふりむき 太陽に
ぼくらも負けず どなるんだ
さよなら さよなら
さよなら 太陽
晩ごはんが 待ってるぞ
あしたの朝 ねすごすな

夕日が背中を 押してくる
でっかい腕で 押してくる
握手(あくしゅ)しようか わかれ道
ぼくらはうたう 太陽と
さよなら さよなら
さよなら きょうの日


いるか

東京書籍 3年


いるか  谷川俊太郎


いるか いるか
いないか いるか
いない いない いるか
いつなら いるか
よるなら いるか
また きてみるか

いるか いないか
いないか いるか
いるいる いるか
いっぱい いるか
ねている いるか
ゆめみて いるか


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ふきのとう

東京書籍 3年


ふきのとう  みずかみ かずよ

   ゆきが
   そこだけ
   とけている

   あったかい
   いきが
   かかるのね

   うれしい
   こえが
   ひびくのね

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ののはな

東京書籍 3年

 ののはな   谷川俊太郎

  はなののののはな
  はなのななあに
  なずななのはな
  なもないのばな


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たんぽぽ

東京書籍 3年


たんぽぽ 川崎洋

たんぽぽが
たくさん飛んでいく
ひとつひとつ
みんな名前があるんだ

おーい たぽんぽ
おーい ぽぽんた
おーい ぽんたぽ
おーい ぽたぽん
川に落ちるな
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春の子ども

東京書籍 3年


春の子ども  門倉さとし


・27年度版
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・旧版
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巻頭詩 春の子ども

「春の子ども」門倉 さとし

ふきのとうが芽を出した
ぴくりっぴくぴくっ
雪のぼうしがあったかい
ぴくぴくぴくくくっ
風のゆびがあったかい

つくしんぼうが目をさます
ぴくりっぴくぴくっ
雪どけ水があったかい
ぴくぴくぴくくくっ
風のせなかがあったかい

風の子どもがあったかい
ぴくりっぴくぴくっ
朝の光があったかい
ぴくぴくぴくくくっ
青い雲があったかい



………………………………………………………………………………


紹介
シリーズ「子ども 詩のポケット」えくすとら2。少年詩に著者の解説付。
春のこども 他27編の少年詩詩集。

目次
Ⅰ空は鏡
 空は鏡
 さりげなく
 風のつぼみ
 冬にさく花がすきです
 燃える
 川のことば
 五月・奥鬼怒途上
 雪燕物語抄
 地雷ではなく花をください
 春のこども
 霧の中
 つつむ
 散る
 枝垂れ
 少年よ 森へ行こう
 風倒木
 海の季節
 母
Ⅱ上高地・初秋
 上高地・初秋
 世界へ
On the Road Children
 空のみずたまり
 とうろう
 消えた風
Ⅲ木の意志
 木の意志
 白い狼
 冬の蛍


門倉さとし(カドクラサトシ)


 木の芽
門倉 さとし  

    木の芽の こどもたちに
    入学式はないけれど
    一本の枝に ならんで
    かおをあげ
    そろって 風をみつめている

    一本の枝は しなやかに
    あおい空へどこまでも

    木の芽の こどもたちに
    卒業式はないけれど
    一本の枝に つながり
    むねをはり
    つぎつぎ 空へとびだしていく

 

なにげなく 風が吹くように
    門倉 さとし  
   
      なにげなく語りかける
     あなたのことばのやさしさを
     どれだけ深く燃やせるでしょう
     言葉すくなに 今日もまた
     歩きつづける あなたがすきです

     なにげなく 花が開くように
     なにげなく笑っていた
     あなたのほほを叩きつけて
     冷たい風が 走ってゆきます
     つらいときほど 人の心を
     暖めつづける あなたがすきです

     
     なにげなく 足をひくように
     なにげなくあるいていく
     あなたの背中の長い影
     少しやせたのが 気になるのです
     なにも言わずに 人の痛みを
     暖めつづける あなたがすきです

ゆうひのてがみ

教育出版3年

            ゆうひのてがみ

                     野呂昶

          ゆうびんやさんが 
          ゆうひを せおって
          さかみちを のぼってくる
          まるで きりがみのように
          ゆうひを すこしずつ ちぎって

          「ゆうびん」
          ポストに ほうりこんでいく

          ゆうびんやさんが かえったあと
          いえいえのまどに
          ぽっと ひがともる



            
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夕日が背中を押してくる

教育出版3年

「夕日が背中を押してくる」

阪田寛夫作詞・山本直純作曲


夕日が背中を 押してくる
まっかな腕(うで)で 押してくる
歩くぼくらの うしろから
でっかい声で よびかける
さよなら さよなら
さよなら きみたち
晩ごはんが 待ってるぞ
あしたの朝 ねすごすな

夕日が背中を 押してくる
そんなに押すな あわてるな
くるりふりむき 太陽に
ぼくらも負けず どなるんだ
さよなら さよなら
さよなら 太陽
晩ごはんが 待ってるぞ
あしたの朝 ねすごすな

夕日が背中を 押してくる
でっかい腕で 押してくる
握手(あくしゅ)しようか わかれ道
ぼくらはうたう 太陽と
さよなら さよなら
さよなら きょうの日
すてきな いい日だね
あしたの朝 またあおう

さよなら きょうの日
さようなら

いたそうね

教育出版 3年

いたそうね     岡山孝介

ぼくが くりのいがを
手でもったら とても
いたかったよって
ママに話したら
ママが
いたそうねって
顔をしかめた
ママってかわいそうだね
おはなしをきいただけで
いたくなるなんて

いのち

三省堂 3年

いのち りすとくり

三越左千夫

おちばの うえの
くりを ひろって
りすは しあわせ

りすの しらない
おちばの したの
くりは しあわせ

たべなければ
いきられない
たべられたら
いきられない

りすです
くりです 
いのちです


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夕日が背中を押してくる

三省堂 3年

「夕日が背中を押してくる」

阪田寛夫作詞・山本直純作曲


夕日が背中を 押してくる
まっかな腕(うで)で 押してくる
歩くぼくらの うしろから
でっかい声で よびかける
さよなら さよなら
さよなら きみたち
晩ごはんが 待ってるぞ
あしたの朝 ねすごすな

夕日が背中を 押してくる
そんなに押すな あわてるな
くるりふりむき 太陽に
ぼくらも負けず どなるんだ
さよなら さよなら
さよなら 太陽
晩ごはんが 待ってるぞ
あしたの朝 ねすごすな

夕日が背中を 押してくる
でっかい腕で 押してくる
握手(あくしゅ)しようか わかれ道
ぼくらはうたう 太陽と
さよなら さよなら
さよなら きょうの日
すてきな いい日だね
あしたの朝 またあおう

さよなら きょうの日
さようなら